ツーリングレポートその4-5

5月4日の出来事 渦潮みてひたすら走った。

主なルート

徳島→(国道11)→(県道183)→四方見展望駐車場→(県道182)→亀浦観光港→(県道11)→(国道28)→(国道11)→徳島市内→(国道55)→(国道195)→(県道45)→南国IC→(高知自動車道)→須崎東→(国道56)→中村



鳴門海峡に架かる大鳴門橋



四方見展望駐車場からの風景(写真1)


わかりにくいと思いますが、渦巻いてたんです(写真2)






































5月4日

本日のメインといえば、鳴門海峡での渦潮見物。四国に行くと決まってから、不思議と彼女が渦潮を見たい、見たいと言っており、ワタシとしてはそこまで興味は惹かれないものの、彼女が行きたがっているし、行ってみようか、というくらいのものでした。
最初にこの日の予定を書いておきますと・・・
渦潮見物→高知桂浜に寄って→中村まで。時間あったら足摺岬とかも行ってみようか、というものでした。
さて、この地名やらを聞いて「大丈夫だろうか」と思う方もいたりするでしょうか。我ながら、かなりいい加減な計画だったわけですが、それが見事に露呈する1日となりました。

快晴の中、徳島の市内から、国道55、11と走り渦潮が見られる鳴門海峡付近まで向かいます。少しだけ迂回して県道183の鳴門スカイラインを走ると途中に四方見展望駐車場を発見。軽く立ち寄ると、そこからはウチノ海が見渡せる景色が(写真1)。何だか小舟のようなものがたくさん浮いており、あれはいったい何をしているんだろうと思いつつ、先へ。
程なく到着した渦潮見物のできる亀浦観光港では、ものすごい車の数が!さすが連休。昨日に続いての大渋滞です。
ここでは2種類の船が出ており、いわゆる普通の観光船と水中の中から渦潮を見られるものとあるらしい。後者に関しては予約がいるので、ワタシたちは普通の船へ。チケットを購入し、待つこと30分。乗船後あっという間に渦潮エリアに到着すると、そんなに興味なかった渦潮見物ですが、激しい波の中で潮がぐるぐるしている様子は大変興味深く、ウキウキ気分で見入ってしまいました。一人でツーリング来てたら、確実に見ることがなかった渦潮。彼女の興味に感謝です(写真2)。また、上を見上げると大鳴門橋から渦を見ている人たちが見えたので手を振ってみました。気付いただろうか、上の人は。とういように、いい年して結構はしゃいでいたわけです、ワタシは。

渦潮見物を終え、徳島市内で「徳島ラーメン」なるモノを食べようと思いガイドブックに載っていたラーメン屋へ。1件目は深夜営業のため昼はやっておらず2件目へ。これがまた混んでます。時間も昼時、12時少し前。列に並び出てきたラーメンを写真で撮ろうと思っていたところ彼女からストップが入りました。そんなわけで影像ナシです。徳島ラーメンというのは肉と生卵が乗っかっているのが特徴なんだか、見た目には大変おいしそうなラーメンが届きました。味はぶっちゃけワタシはそんなに好きではない、というところでしょうか。期待していただけにやや残念な結果に終わりました。ただ、ライダーさんもたくさん来てました。バイクも店先に何台も並んでおり、列にもジャケットを着た人たちがたくさんいました。みんなどんな感想を持ったんだろうか・・・。

さて、こっから先は写真なし、ひたすら走った1日。
まずは国道55をひたすら南下。高知へ向かう国道195へ。この道はツーリングマップルでもおすすめルートとしてチェックされているだけあって、のどかで景色も良く混雑もない、そんな道でした。
ワタシの浅はかな考えでは、この道をひたすら走り桂浜に立ち寄って、最終的に宿である中村へ向かう、というものでした。ところが、15時すぎくらいでしょうか。国道沿いの物部村あたりにあるパーキングで休憩していたところ、地元のライダーさんに声をかけられ状況は一変します。
「今日はどこまで行くんだい?」という問いに
「桂浜へ寄って、中村までです」と言うと、ありえない!というようなリアクション。距離的にも無理があるようですが、それ以上にこの時期渋滞が半端じゃないということ。特に高知に入ってしまうとどうにもならない上に、道も広くないので路肩もさほど進めない。あと6時間くらいはかかるぞ、ということ。

大変困ったことになりました。ちなみに今回のツーリング。基本的に宿は安いところと選んできたわけですが、今日泊まるところだけは少しばかりまともなところに泊まり、かつ晩ご飯も出してもらおう、ということになってました。で、その最終が19時30分。このままでは当然到着しません。といいますか、晩飯どころか宿に着くのはいつなんだ、これは!?という状態。
出た結論としては、地元ライダーさんのアドバイスを参考に、桂浜はカットして、高速に乗って須崎まで行くべし、ということに。

物部村を後にして先に進み、国道195が市内へ向けて近づいていくと、確かにうってかわっての大渋滞。ライダーさんに会わずにこのまま無知に進んでいたら、きっと悲惨なことになっていたことでしょう。国道を外れ県道45に入り高知自動車道へ。とにかく高速なんで、ひたすら飛ばして走る。
須崎東に着いたのは、18時。ここからさらに国道56で南下。一路中村を目指します。宿へ電話したところ、周辺には食事する場所はないので、途中で食べてきた方が賢明です、ということで道の駅「かわうその里」と「黒潮本陣」という2件を教えてもらった。
で、「かわうその里」を通過し「黒潮本陣」へ向かい到着したはいいが、「今日は食事は予約でいっぱいなためできません」。
無念です。
陽は傾き、辺りもだいぶ暗くなり、困った困ったと思っていたところ、1件のドライブインを発見。そこで晩飯を食うことに。
ここの店員のおばちゃんがまた最悪。無計画で彼女に可哀想なことをしてしまったなーと無念な気持ちでいっぱいなワタシに追い打ちをかけるような、そんなおばちゃんでした。

腹ごなしを終え、一路宿へと向かいます。
道は真っ暗。反対車線はこれでもかというくらいの渋滞。この人たち今日はどこまで行くんだろう、この渋滞はどこまで続くんだろうとこっちが心配になるくらい延々と続いておりました。
多分昼間であれば、大変景色もよく楽しい道であろう国道も、夜となれば明かりのない、真っ暗で退屈な道となるわけで、ゴールはまだかまだかと走ること約40分。やっとこさ到着。
「今日は少しばかり宿代を奮発して」と思っていたこともあり、非常にコジャレたペンション風の宿に到着しました。

というわけで、今日はほんとに走ってばっかの1日となりました。


<5月4日の走行距離・・・367キロ>

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