ツーリングレポートその4-6

5月5日の出来事 四国ツーリング最終日です。

主なルート

中村→(国道56)→(県道340)→佐田の沈下橋→(県道340)→(国道441)→(国道381)→(国道320)→(国道56)→地元の物産店→(国道56)→大洲IC→(松山自動車道)→松山IC→(国道33)→(国道11)→(国道11)→(国道317)→道後温泉→(国道317)→松山市内→国道・一般道利用→松山観光港



四万十川に架かる佐田の沈下橋



佐田の沈下橋あたりの四万十川(写真1)


この橋にはガードがないので、
車が通ると少しドキドキします。(写真2)



道後温泉(写真3)


町中にはレトロなバスも走ってました(写真5)



1時間に1回だか、時計がアクションします(写真6)

5月5日

走ってばっかとなった昨日から一夜明け、本日も快晴。天気に恵まれるというのはツーリングでは大変重要なことと、個人的には思っております。
さて、四国最終日となる今日は、夜の10時に松山観光港から出るフェリーに乗ってゴールです。

まずは四万十川を眺めて走ります。国道から県道340に入り川沿いの細い道をのんびりのんびり。ちなみに川沿いといっても、川と道の間には木が生えているため、川自体は眺めることはできません。
県道に入ってしばらくすると、「佐田の沈下橋」に到着です。
川が溢れてしまうと、この橋も沈むということなのだが、ほんとに沈むんだろうかとアイスクリームを売ってるお姉さんに問うたところ、ホントに沈むそうです。にわかには信じがたいことなのですが、これだけ穏やかで雄大な川にあって、時には恐ろしい川に変貌するんだろうなーとふと思ってしまいました。(写真1)
この日は何の心配もなく穏やかで、カヌーで川下りしてる風景も見られました。優雅で楽しそう。ちなみに沈下橋にはガードがないので、ときに車が通ると少し怖いです。というよりも、車で通ることができるというのが少し意外だったりします。とはいえ地元の人にとっては、川を渡る大事な道なんでしょうね。(写真2)

佐田の沈下橋を後にし、次は宇和島に向かって走ります。四万十川沿いの国道441、381とともになだらかで交通量も少なく、快適なツーリング。途中途中ではカヌー教室のようなものが開かれており、乗ってみたいなーという気持ちはありつつも、やはり時間というものを考えるとそうはいきません。次回は体験的なものもやってみたいもんです。

宇和島に向かう道中、昼時になってきたので国道381沿いにある「虹の森公園」に寄ってみました。ツーリングマップルではオススメスポットになってはいたのですが、いわゆる地元のおみやげやら物産やらが買えるところ、という感じでしょうか。
カツカレーうどんを食べてみました。ワタシはカツカレーとうどんのセットだと思っていたのですが、その名の通り「カツカレーうどん」でした・・・。微妙な味でした。
ワタシは基本的に食事運がありません。

宇和島に向かったのにはわけがあります。
彼女が真珠が欲しい、というのです。宇和島自体にはツーリングマップルを見ても、ライダーにとってはあまり魅力ある場所というわけではなさそうなのですが、ここは真珠が有名なんでしょうか。ワタシはあまりよくはわかりませんが、彼女はこのツーリングの思い出の品に真珠が欲しいということでした。途中給油した際には「これからどこへ?」と聞かれ「宇和島です」というと、宇和島に何しにいくんだ、この人たちは。あそこいっても何もないぞ、くらいのリアクションをされたわけですが、珍しい彼女のおねだりなので、まずは行ってみることに。

宇和島に到着すると、駅の周辺はなんとく栄えてはいるのですが、いったいどこへ行けば真珠が買えるのかもわからず、結局断念。かなり彼女は無念そうでした。ところが宇和島から国道56を北上してしばらくすると、物産展のようなものが。そこで真珠が売ってました。真珠といっても当然ピンキリなわけで、あまり高くない、むしろ安いものでしたがプレゼントしました。とても嬉しそうにしていたので、これはこれで良かった良かった。

ここから先は松山へ向けて走ります。途中松山自動車道も利用し一気に道後温泉へ(写真3、4)


温泉は続くアーケードと時計台(写真4)


道後温泉は学生の頃ワタシが四国を巡った際にも立ち寄った場所でした。あの時は、山口県の柳井という場所からフェリーで松山へ入り、フェリー乗り場で仮眠をし朝を迎えそのまま道後温泉へ行き入浴した思い出があります。道後温泉の街並みを歩くと、当時ワタシがバイクを路駐した場所まで思い出され、何とも懐かしい気持ちになりました。
ちなみに今回。ものすごい人でした。以前は早朝だったこともあり、あまり人気がなかった記憶があっただけに、少しびっくりしました。こんな観光名所だったのね。ワタシはそんなに風呂とか温泉に興味がない上に、彼女も是非入りたい、とかそういう感じでもなかったので、温泉には入らず、街をぶらぶら歩きつつおみやげを買ったりしながら過ごしました。道後温泉は、街を上げて観光地として盛り上げており、レトロなバスやら時計台やら、なおかつ写真を撮ろうとしてると坊ちゃんの格好した若者やら着物着たお姉さんやらが「お撮りします」と声をかけてきてくれます(写真5、6)

せっかく松山に来たので松山城くらいは見ておこうかと松山市内へ移動したのですが、時間が夕方5時を回っており、上まであがるロープウェイが終了。なおかつ修復中なようで、城は拝めず。

最後は彼女のリクエストで、駅の側の高島屋屋上に設置された観覧者に乗りました。時間も少しだけ暗くなり、夜景というわけにはいきませんが松山の街を一望しました。さきほど行くことができなかった松山城も遠くに見られたのですが修復中。
こうして四国最終日は終わりを告げたのでした。

夜10時、フェリー乗船を待つ最中、雨が降ってきました。
明日は大阪から東京へと高速をひたすら走る1日になるわけですが、天気予報は雨。長距離での雨は個人的には大嫌いです。しかしまあ、四国にいる間晴れていたことを考えると、雨男なワタシにはできすぎな日々だったかもしれません。

そんなわけで、さらば四国。


<5月5日の走行距離・・・202キロ>

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