ツーリングレポート北海道篇 第0回

8月9日の出来事 北海道への道〜関越道を行く〜

主なルート

出発→(国道298)→(一般道)→練馬IC→(関越道)→高坂SA→(関越道)→赤城高原SA→(関越道)→越後川口SA→(関越道)→新潟中央IC→(県道16)→(国道8)→柴竹山IC→国道7→新潟西港



新潟西港 上船待ち


フェリーの出発時刻は8月9日10時30分。
遅くても2時間前くらいに到着すればいいかな、と思い夜中の2時過ぎくらいに家を出ようかと予定をしていた。
ところが全然眠れません。
遠足前の子供みたいなもんでしょうか。でもすごく楽しみだったりした。
ちょうど日付が9日に変わった頃、ワタシは眠るのを諦め出発の準備、荷物の積み込みを始めた。
準備万端と思って余裕を持っていたが、なんだかんだとバタバタし1時に出発。
今回のツーリングではソロの間はテントを張っての生活となる。テントを持ってのツーリングはエストレア時代の東北ツーリング以来となる。これまでは友人に一人用のテントを借りていたが、今回は新規購入。モンベルのムーンライトテント2型を用意した。ただ荷物の到着が8日の午前中ということもあり一度も試し張りをしたことがない。現地で戸惑わずに張れるものかと少し不安だ。とにかくキャンプ道具を少しばかり揃えたこともあり荷物が多いこと。
そうそう、ここで一言書いておきますと、今回のツーリングはあくまで彼女との旅行ということになります。そんでもって休みがワタシの方が早く、そして多く取ることができたこともあり、彼女が到着するまでの間はソロツーリングということになります。

関越の練馬ICを目指し国道298を走り、外環乗りゃいいものをケチったワタシは下道で練馬を目指しました。ただ慣れないことをするもんじゃないです。和光IC辺りの下道を走っている際に迷いました。ど、どうしてこんなところで!でも迷ったんです。入り口に着かないわ、ここどこ!?という状況に陥り、どうなるんだ、この旅は!と思っているところ、見覚えのあるところにたどり着き無事に関越突入。
ちなみに道中信号待ちをしている際、「これからツーリングですか?」と横付けしてきた車のお兄さんに声をかけられた。彼は青森からちょうど帰って来たところだそうだ。一番気になっていた「寒さ」について、参考までに青森の状況を聞いてみる。「長袖でないと厳しい」という返事。うーむ、なるほど。寒いのだけはイヤだったので、ワタシはテント生活中の防寒には結構神経使って荷物が増えてしまったわけだが、この段階では「正解だった」と思っていた。後々邪魔になりますが。

関越を走ると少しばかり寒くなりメッシュのジャケットだと肌寒いか。高坂SAに入った際にインナーを装着。
次に休憩を入れた赤城SAでW乗りの方と遭遇。ワタシがさらに寒さを感じ、薄手のニットを着込もうかと思っているとき、彼は半袖で走行していた。たくましい人です。ちなみに彼も同じ船で北海道を目指していることもあり、この先所々で会うことになります。そしてミラクルな出会いをその後することにもなります。
だいぶ先のことですけども。

時間が4時を回った頃、少しずつ空が白み始める。途中で温度表示された電光掲示板を見ると20度とか22度とか。結構寒い。ちなみに新潟に入ると高速道路の至る所に中越地震の影響というか、爪痕というか、そのようなものがまだ残っている。痛々しい感じがする。
ゴール地点である新潟中央ICに近づくにつれ、眠さがピークへ。どこかで一休みを・・・と思うものの、もう少しでゴールだ、ということでがんばって走り6時30分、無事に到着。
料金所のおじさんに港までの行き方を教えてもらったところ、もうすぐそこのようだ。
日が高くなるとともに日差しも強くなり暑くなってきた。
港へ入る前ローソンに寄り、船内での食料を買い込み7時30分港に到着。受付は少しばかり列ができていたが20分ほどで終了。後は船の出発を待つのみとなる。受付の際には乗船予定は10時くらいになるといわれていたのだが、実際には放送が流れ、8時45分よりバイクは乗船。今回初めての経験だったのだが、積んだ荷物を下ろして棚に積めという。ありえないです、そんな面倒なこと。でもダメということなのでテント等の荷物のみを荷ほどきする。面倒です、これはほんとに。

船内に入り、2等船室のベッドで横になっているとあっという間に眠くなってきた。
何度か目を覚ましつつ、フェリー内で時を過ごす。23時、到着予定の8月10日4時まで後5時間。もう少し眠りたいなと思いつつも目が覚めちゃってるなー・・・でも気付くと落ちてました。



夜中のSAは寂しいっす。

<8月9日の走行距離・・・365キロ>
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