ツーリングレポート北海道篇 第10回 |
丘のある風景
〜美瑛でのんびり〜
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7時半に起床。のんびりと準備をして9時20分に出発。ホテルのおっちゃん曰く、「午後から天気は曇るよう」ということだったのだが、終日快晴、かつ強い日差しの中、富良野と美瑛を走ることになるのでした。
と、美瑛の景観を満喫していたワタシたちでしたが、ここで何とも妙な出会いがありました。11時も半分くらい過ぎ、北西の丘にて昼飯の相談なぞを彼女と話していると作家をしているライダーさんに声をかけられた。大学卒業後、医学部へ行ったりとかなりワタシのような平々凡々な生活をしているモノとは違った生き方らしく、色々と説教までされてしまいました。最終的に12時になり「昼の時間だ」と一方的に去って行ってしまったわけで・・・。少々げんなり。
てっぺんの十勝岳PAは山の上ということもあるせいか、日差しもよりきつくなっているような感じさへします。何より望岳台まで歩くとかなり十勝岳に近づけるのです。山肌も岩だらけ。いつかはまた噴火するんだろうかと思ったりもしましたが、死火山ということもないんでしょうから、いつかはそういうこともあるんかなーと、モクモクと煙を吹き出す山を見上げつつ思ったりしました。
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291で山を下山し、本日の宿があるフラヌイ温泉を通過。まだ時間も早いので、少しばかり富良野を見学。ちなみにこの富良野での彼女の最大のリクエストは何を隠そうソフトクリーム。「北の国から」をまったく観たことのない彼女にとって富良野という場所に執着はないわけで、そんな彼女が一番楽しみにしたいたのがソフトクリーム。それも半分に割ったメロンにソフトクリームを乗せたデザート。とその前に、「千望峠」と書かれた看板を発見。そちらへバイクを走らせてみる。千望峠からは美瑛の丘の景色を見下ろすことができ、上富良野全体も見渡せる雄大な景色。ベンチで彼女がうたた寝していたので、ここでのんびりと休憩がてら時間を過ごし、さて、そろそろソフトクリームを食べに行きますか、ということで上富良野の市街へ移動。国道237沿いにあるその店に到着すると早速噂のデザートを注文。
彼女は一人一つという勢いでしたが、晩飯に差し支えることが予想されたので、二人で一つに。乗っているソフトクリームはさすがに濃厚。北海道ではほんとどこでソフトクリーム食べても濃厚で美味い!メロンに関しては、身がオレンジの赤玉は限定20個ということでもう売り切れ。青玉なのは残念でしたが、それでも美味しくいただきました。美味しいということもありますが、何かすごく贅沢な気分になりますな、こういうモノは。
千望峠で彼女がお疲れの様子だったので、今日は富良野市街は回らずに早々に宿へ行くことに。その前に、ツーリングマップルでオススメスポットとなっていた「ファーム富田」だけは立ち寄ることに。もうラベンダーのシーズンも過ぎていることもあり、イマイチかとも思いましたが、とにかく人がいっぱい。人気スポットのようです。きれいな花が一部咲いてはおりましたが、ここの花畑が満開だと大変なことになりそうです。彼女は100%メロンジュースを買って飲んでいた。結論としてはメロンは飲むものではなく食べるモノだということでしょうか。ノド乾くジュース。それがメロンジュース。
ファーム富田を17時くらいに出発して宿へ入ったのはその30分後。日帰り温泉もあるその宿には、キャンプツーリングをしているライダーさんらしき人たちも数人見られました。 晩飯はフラヌイ鍋というモノを食べました。ジンギスカンの鍋版ということになりますか。ラム肉を鍋ていただくというモノです。ラム肉はクセがあるといいますが、ワタシは正直そういう印象あまりないのです。少しばかり辛みのあるゴマだれのようなモノにつけて食べる。そんな鍋。冬場とかは体がすこぶるあったまりそう。白菜もシンが甘くて美味。お腹いっぱい。 さて、北海道ツーリングも明日にて終了なのにも関わらず、そのような実感をまったく感じないまま就寝となったのでした。 <8月17日の走行距離・・・135キロ>
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